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三十秒で小説を考えよう!

1 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:30
まずは俺から。


『創(はじめ)の冬』


……なあ、絵里子。今、好きな奴いるか?



 高校に入学してから、あっという間に時は過ぎ、もうすぐクリスマスだ。空を仰ぐと、日々少しずつ寒さを増す灰色があった。
 弓道部の射場にも、冷たい風が吹き込む。練習中、ストーブから離れることが出来ない季節になった。二年生の部長が目の前で弓を引いている。いつも通りの、立派な射だ。四本の矢を、次々に的の中へ撃ち込んでいった。
 俺も来年は、今の部長と同じ場所にいるのだ。そう考えるとゾクゾクした。それだのに俺は、中学の時とあまり変わっていない。こんなんでいいのだろうか、たまにそう思う。
 五時。練習が終わった。
「創。お前このあとどうする?」
同級生の矢吹が訊いてきた。
「俺たち、カラオケ行こうと思うんだけど、創もどうだ?」
俺はすぐに応えた。
「いや、今日はいいや。ちょっと予定あるから。」
矢吹はかかと笑って言った。
「そっか。今日は火曜日だもんな。また絵里子ちゃんだろ?」
「うるさい。」

 火曜日は、美術部が活動している。
 昇降口で、俺は絵里子を待った。美術部に所属している絵里子と、一緒に帰れる日は今日しかない。
 廊下を歩いてくる彼女の姿を認めて、俺はふっと笑顔を作った。
「絵里子。」
「あ、創くん…。」
いつもと同じように、彼女ははにかむように笑う。
「今日、一緒に帰れるか?」
彼女は少し考えてから、
「……うん。」と応えた。

 俺と絵里子は、カップルではない。周囲からの誤解は多いが、俺はまだ絵里子に、気持ちを伝えていない。
 入学当初から、ずっと彼女だけを見てきた。だから余計、今の関係を壊したくなくて、俺は臆病になっているのかも知れない。
 帰り道、いつだって絵里子は静かに笑っていた。俺はいつも、その横顔を見ていた。白い頬、長い睫、黒い髪。彼女の声、彼女の言葉。全部、俺は好きだった。これからも、ずっと好きだ。
 たまに、俺が極上の冗談を言ったときとか、頬を紅らめながら笑う絵里子を見て、シクラメンみたいだ、と思ったことがある。木陰で、ひっそりと咲いているシクラメンの花のようだと。

 

2 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:31
 その日、彼女との帰り道、俺はやはり、当たり障りのないことだけを選んで喋っていた。
「もうすぐテストだけど、もう勉強してるか?」
「ううん、全然。でも中間テストでは世界史、危なかったんだ。」
「世界史、苦手なの?」
「ちょっとね。」彼女は苦笑した。

 勉強の話はよくする。同じ学校とはいえ、一学年に三百五十人はいるのだ。俺と絵里子が知り合ったのも、ほとんど偶然だった。
 あまりにつながりのない二人だから、俺と絵里子の共通の話題が、これしかないのかも知れない。でも数日前、彼女が「たぶん無理だと思うけど」と謙遜したうえで、法学部に行きたいと言った時には、嬉しかった。
 俺は理系だし、法学部にはこれっぽちも興味はわかない。だけど彼女が、少しずつ心を開いてくれているようで、俺は凄く、嬉しかった。

 暖かそうなマフラーに包まれた彼女の髪が、北風に揺れた。
「寒くなったね。」
「ああ、こたつが恋しいよな。」
ふふ、と絵里子は笑う。
「でも、雪が降ってきたら、寒いのもイイよね。」
「雪、か。今年は降るのか。」
彼女は空を見上げて、こう答えた。
「降って欲しいよ。雪、好きだもん。」

 事情を知っている同級生、例えば矢吹などには、「いつまで中途半端な関係を続ける気なんだ」と言われる。そのとき、俺は「チャンスがねえんだ」とこたえる。
 嘘だ。俺だって、絵里子に気持ちを伝えて、ちゃんとした彼氏になりたいと思う。でも絵里子は……

 映画に誘おうとした事がある。
 彼女が好きな映画の話をしていた。話が進んで、ちょうど「行かないか?」と訊けるチャンスが来た。
 でもその時、俺がそう尋ねるより先に、
「友達か、お母さんと見に行くんだ。」と彼女は言った。
 いつも、そうなのだ。
 いつも絵里子との会話には、薄いオブラートで出来た壁を感じるのだ。俺には越えることの出来ない心の壁。いつか、溶かしてしまいたい壁。

3 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:32
ふいに、会話が途切れた。
 俺は矢吹たちに、「チャンスがない」と言い続けてきた。
 でも違う。チャンスなんて、いつでもあったのだ。彼女と俺の間にある、心の壁を、取り払ってしまうチャンス。それが、今だ。
 心の中で、俺は決意を固めた。今までの臆病な俺は、そこにいなかった。今なら、俺は訊ける。
「……なあ、絵里子。今、好きな奴いるか?」
彼女は、えっと小さく言った。
「彼氏とか、いるのか?」
彼女は、うーんと考えてから、
「いないよ。」と短く言った。
 ついに切り出してしまった。もう、後戻りは出来ない。
「俺はね、好きな奴、いるんだ。」
「ふうん。」
「俺も、こんな気持ちになったのは初めてだから、もしこの気持ちが『恋』なら俺は生まれて初めて、本気で人を好きになった。」
彼女は笑顔を消して、
「いいね、そういうの」ため息を付くように言った。
 そして俺は、
「その好きなコって、絵里子なんだ。」
彼女が息をのんだ様子が、見なくても判った。
「嘘でしょ?」
俺がいつも言う冗談に応えるのと同じ調子で、彼女は言った。ずいぶん、困惑しているようだ。
「こんなこと、冗談では言わないよ。世界で一番、絵里子が好きだ。」
 返事はなかった。ただ、判断できない沈黙が残った。
 二人とも黙りこくったまま、歩いた。駅が近づいてくる。あそこで、お別れだ。それまでに……
「あのケヤキの木、もう葉っぱ無くなっちゃったね。」
駅のロータリーの真ん中に植えてあるケヤキをさして、絵里子は言った。なんだか不意を付かれた気がした。返事が、できない。
 駅の前まで来てしまった。俺は自転車なので、ここでお別れだ。
「いつでもいい。いつか、絵里子の気持ちも教えてくれ。」
そう言って彼女と別れた。

 「いつか」なんて絶対に来ないのだろうか。
 冬の風が、冷たかった。

4 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:35
はじめて恋愛小説なんて書いてみました。
こういう駄スレになるんでしょうか。だったらごめんです。
感想も聞かしてほしいYO!

5 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:37
なんだか・・・どっと疲れました。

6 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 18:58
失恋ものって疲れるのカナ……
俺としては、ダメ点あげると、絵里子のキャラが書き切れてない気がするんですよう。
そこらへんどうだろう。

7 :名無し物書き@推敲中?:01/12/07 19:16
書き手は彼女に恋しているかもしれないけど、読むがわにとっては、初対面の人だから、
それがつらいのかも。
「こんなふうにすてきなんだ」と、書いてあっても、読み手がそうおもわなけりゃあ、
「ふーんそうなんだ・・」で。終了してしまう。

読むがわが彼女に恋することが出来ればね。

8 :名無し物書き@推敲中?:01/12/08 08:58
おはようございます。
>>1です。
今読み返してみたんですが、やっぱヒロインの魅力が下記切れてないっすね。
読み手に「この子なら彼女にしたい!」と思わせるのって、やっぱり難しいや。
数かさねて書くしかないのかなぁ。

みなさんの三十秒小説も読みたいDeath☆

うPきぼ〜ん

9 :名無し物書き@推敲中?:01/12/08 14:17
>>1
お前なあ、文才もねえのに自分の駄文をネットで公開すんなよ。
こんなひでえ駄スレ立てやがって。
はっきり言って迷惑。もう二度と来んな。
逝ってよしとか、言う気にもなんねえ。

10 :名無し物書き@推敲中?:01/12/08 14:18
晒しage

11 :駄文ダー ◆lIcSXhLA :01/12/08 14:28
たしかに駄文だ
最初の5行が勝負なのに日記調で書く馬鹿がいるか
駄文度98%で駄文認定
ただしテクニックには走るな
その調子で長々と5年くらい書いていればなんとかなるかも

12 :名無し物書き@推敲中?:01/12/08 15:12
うわ!うわ!な、なんだよここは!ほ、本物の馬だぁ!

13 :名無し物書き@推敲中?:01/12/08 18:13
虎穴へ行ったらどう?

14 :名無し物書き@推敲中?:01/12/09 13:20
>>1も駄文書きだが、>>11もテクニック至上主義の駄文書きの臭いがする。
こいつらに新しい文学は創れんだろうな。

安部公房みたいな冒険できないだろ、厨房諸君(藁

15 :名無し物書き@推敲中?:01/12/09 13:23
新しい文学(w

16 :名無し物書き@推敲中?:01/12/09 13:42
小説ってどうやって書いたらいいんですか?

17 :名無し物書き@推敲中?:01/12/09 23:44
14は安部公房のような冒険ができるのか?

できるならやってみそ

18 :名無し物書き@推敲中?:01/12/10 08:02
>>16とりあえず書いてみる。
すべてはそこから始まる。
っていうか、こんな駄スレで訊くような内容じゃない(^^;
もっとふさわしいスレを探しなさい。

19 :名無し物書き@推敲中?:01/12/10 08:06
>>17同意〜 (←極めてやる気なさげに)
たぶん>>14は、自称前衛文学を書き連ねてるんでしょう。
いったいどれくらい自己陶酔した文章書いてるのか、見てみたいです。

ぷぷぷ

20 :名無し物書き@推敲中?:01/12/10 12:08
@全文字数
1046文字
@有効文字数
873文字
@センテンス数
51センテンス
@一文当りの文字数
17文字
@読点出現率
80%
@感嘆符出現率
0%
@疑問符現率
9%
@顔文字出現率
0%
@所要時間
26分
@性別
女性らしさ 0 % 男性らしさ 100 %
@文章年齢
3歳
@書いた時の精神状態
平常心を保ち、冷静そのもの
@知性
ごく平凡
@笑いのセンス
ランクB+
@要はこれが言いたかった
該当なし
@実は適当に書いた個所
こんなんでいいのだろうか、たまにそう思う。
@重要であったか
相手にとっては重要なことだった
@内容は信じてよいか
全部ホントの話!
@ネカマ疑惑
絶対にありえない
@チェーンメール疑惑
特に問題ありません
@スパムメール疑惑
可能性ゼロ
@親密度
100%
@話題の特殊性
38 %
@メールにかける意気込み
71 %
@今後も持続する可能性
93 %

21 :名無し物書き@推敲中?:01/12/10 12:11
推定性別
なんともいえない
推定年齢
12歳
メール歴
半年ぐらい
動物占い
こじか
好きなこと
ハリーポッターを読む
メルアド
tabataniko@hotmail.com

22 :名無し物書き@推敲中?:01/12/11 12:31
sarasiage

23 :jkljlk:01/12/11 14:28
http://eronovel.tripod.com/myhomepage.htm
読んで。

24 :名無し物書き@推敲中?:01/12/11 14:50
>>23めちゃくちゃ萎えました(藁
サザエさんってなんだよ。

宣伝厨房?
とりあえずワラタので許す☆

25 :名無し物書き@推敲中?:01/12/11 20:37
あげ

26 :名無し物書き@推敲中?:01/12/12 15:32
終了記念age

27 :名無し物書き@推敲中?:01/12/13 19:58
さらしちゃえっ!!

28 :名無し物書き@推敲中?:01/12/14 17:17
(-_-)zzzZZZ......

29 :名無し物書き@推敲中?:02/01/19 13:36
(-_-)zzzZZZ......

30 :名無し物書き@推敲中?:02/01/25 18:17
(-_-)zzzZZZ......

31 :名無し物書き@推敲中?:02/01/29 17:11
age

32 :名無し物書き@推敲中?:02/01/31 00:09
木陰で、ひっそりと咲いているシクラメンあげ

33 :名無し物書き@推敲中?:02/02/11 13:32


34 :名無し物書き@推敲中?:02/02/22 17:31
ageeee!!

35 :hage:02/03/08 15:57
sikuramennage

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